腎臓内科外来

診療内容

腎臓内科は、腎疾患全般についての診療を致します。

不幸にして腎機能が低下し腎不全状態から透析が必要となっても、血液透析(HD)と、オンラインHDF(OHDF)など、安全で快適な透析療法を当クリニックでは提供させていただいておりますので、お困りの方はまずは、お気軽にご相談下さい。

腎臓内科で対象となる主な疾患

慢性腎炎

慢性腎疾患の一つで、急性腎炎からの慢性化やIgA腎症が代表的なものです。蛋白尿や血尿などの尿の異常や高血圧が、腎臓そのものに起こった炎症によって1年以上続いている状態を慢性腎炎といいます。


糖尿病性腎症

糖尿病の三大合併症の一つであり、高血糖状態が続くことにより、腎臓の機能が損なわれてしまう状態を糖尿病性腎症といいます。最終的には、腎不全に陥り命を落としかねない大変危険な病気の一つと言われております。


慢性腎不全

腎臓がある一定度以上働かない状態のことで、このうち数ヶ月から数年かけてゆっくりと腎臓の働きが低下していき、体内の老廃物を十分に排泄できなくなってしまった状態のことを慢性腎不全といいます。


急性腎不全

薬剤の副作用やショックなど、挫滅症候群(またはクラッシュ・シンドローム)などで、腎機能の急激な低下、 喪失によって生体の内部環境の恒常性が保たれなくなった状態を急性腎不全といいます。救命の為、緊急人工透析が必要な場合があります。


腎梗塞

腎動脈に血栓が詰まったことにより、血管が閉塞する状態を腎梗塞といいます。腹痛・発熱・嘔吐・血圧上昇・血尿などの症状が見られます。


腎静脈血栓症

腎臓から血液を運び出す腎静脈が閉塞してしまう状態のことを腎静脈血栓症といいます。成人の腎静脈血栓症は通常、大量のタンパク質が尿の中に漏れ出てしまったりした時に引き起こす他の腎疾患に伴って生じます。


腎硬化症

高血圧や動脈硬化性病変に基づき腎臓の血管が狭くなり血行障害により、糸球体、尿細管の萎縮、間質の増生をきたし、腎が硬化した状態のことを腎硬化症いいます。